人の悩みは千差万別 健康相談てどんな話するの?

 

以前、産業保健に関わっていたときも、 派遣で働いている今も、看護師として健康相談に乗らせていただくことがあります。

最初のうちは、家族でも友人でもない立場の人間に、体や心に関係するデリケートな悩みを相談する人なんているんだろうか、と思っていましたが、実際には想像以上に多くの人が話をしてくださっています。

赤の他人だからこそ、かえっていいのかもしれません。

 

体の悩みでよく聞くのは、年齢層が高いと血圧のことがダントツに多く、働き盛りの人の場合は、自覚症状はないけれど健康診断の結果を見て不安を覚えた方からの相談や、案外多いのはめまいや耳鳴りについての相談です。

あとは、コレステロールに関する質問も、わりと多いように感じます。

 

そして、非常に多いのが心の悩み。

高齢者の方だと、一人暮らしで体もなかなかいうことを聞いてくれず、外出もままならなくて気分がふさいでしまうケースが多いようですし、働いている場合は、職場に馴染むことができずに落ち込む人、過重労働で肉体的にも精神的にも参ってしまう人、上司の態度や仕事上のノルマがプレッシャーになり、しんどさを覚えている人など、環境への適応の難しさを感じさせる相談が多いように思います。

 

派遣で、電話での健康相談をさせてもらうことがありますが、

「寂しい。」

と言って電話をしてこられる高齢者は稀ではありません。

ちょっとでも調子がよくないと、何かとんでもない病気なんじゃないか、病院に行きたくても誰も一緒に行ってくれる人がいない、家で倒れても誰にも気が付いてもらえないかもしれない・・・。

こういったモヤモヤした気持ちが積もりに積もって、どんどん不安が増していくんでしょう。

特に一人暮らしをしている人や身寄りがない人の場合、誰にも相談できなくて、健康相談として電話してこられるわけですね。

 

本来、派遣で担当させてもらっている健康相談については、派遣先の企業の方針で、何かしらの具体的な症状のある方が対象なのですが、漠然とした不安に対してもできる限りお話を聞かせていただくように心がけています。

悩みを抱えて電話をしてこられる方に対して、私にできることといえば、じっくり話を聞かせてもらうことくらい。

ゆっくりと、ときには雑談も交えながら話を聞かせてもらう中で、すぐに医療につないだ方がいいと判断できる場合もありますし、心のしんどさから体の症状につながっているケースもあって、改めて話を聞くことの大切さを実感します。

電話なので、顔が見えない分、コミュニケーションが難しい場合もありますが、見えないからこそ相手も本音を話しやすいのかもしれません。

 

中には、何度も何度も繰り返し電話してこられる方もいて、派遣先ではみんなに知れ渡っている常連さんもいます。

相談といっても些細なことばかりなのですが、漠然とした不安が付いて回るのでしょうね。

イタズラでは困りますが、スタッフみんなが情報を共有して、しょっちゅう電話してこられる人に対しても、安心してもらえるような対応ができるよう気をつけています。



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